日本のアイドルは多くのファンを抱え、現に国内で放送されているテレビでは毎日のように様々なアイドルが出演しています。
その多くは中国や韓国などにもファンがおり、海外進出をしているグループも多いですよね。
しかし、なんでもそうですが一部では「日本のアイドルは他国のアイドルと比べてレベルが低いのでは?」という声もあるんです。
この記事では
- なぜ日本のアイドルはレベルが低いと言われているのか
- 日本のアイドルと韓国のアイドルの違い
- 日本のアイドルとは違う韓国アイドルの魅力
について詳しく紹介していきます。
日本のアイドルはレベルが低い?
日本のアイドル界に突如現れこの「美」と「傷」の究極体みたいな名盤を来週ぶっ放すのは「&TEAM」という僕の大好きなチームです
https://t.co/jXtzGHafok
よろしくお願いします pic.twitter.com/lf8cvMHGWQ— ツジモト (@punchtuji) November 7, 2023
日本のアイドルは果たして本当にレベルが低いのでしょうか?
ネットを中心に調べてみると、グループごとにそう言われている原因は様々でした。
順に紹介していきます。
ジャニーズがレベル低いと言われる理由
まず、最近は性加害問題で改名したジャニーズですが、SixTONESやなにわ男子など昔に比べて明らかにグループ全体の顔のレベルは高くなりました。
また、ダンスや歌唱力、演技力までもとてつもなくハイクオリティなものに仕上がっている人が多いのも事実です。
しかし、近年は他の事務所のアイドルや韓国のアイドルも人気になったこと、同時期に複数のグループがデビューすることでファンが分散し人気が薄れたような印象を持つ人が増えたようです。
また、昔のジャニーズが男らしく自信満々に振舞っていたことが多かったのに対し、近年のジャニーズは全体的に礼儀正しいため、オーラが薄れたと感じる人もいるそう。
加えて、性加害問題が明らかになった今では日本より性加害に厳しい海外を中心に非難されており、アイドル本人ではなくその企業形態のレベルの低さが問題視されているようです。
乃木坂がレベル低いと言われる理由
次に『乃木坂工事中』放送日には毎回のようにXのトレンド一位を獲っている乃木坂46です。
最近では『I see…』のMVが3000万回を突破したニュースが話題になりました。
そんな乃木坂46ですが、最近は卒業生が多く、今年の2月26日には一期生のエースだった秋元真夏さんが卒業したことで一期生が全員卒業しました。
また、一部のファンの間では楽曲のクオリティが落ちているのでは、といった声も上がっているそうです。
NiziUがレベル低いと言われる理由
最後は日韓合同の大規模オーディションで選ばれたメンバー9人で構成されたNiziU。
そのほとんどが日本人で構成されているため、どちらかと言えば日本のアイドルグループにカテゴライズされています。
しかし、日韓合同のオーディションで選ばれていたり、韓国のプロデューサーJ.Y. ParkにプロデュースされていることからTWICEをはじめとする韓国アイドルと比べられることも多く、NiziUはレベルが低いとの声も一部あるようです。
日本のアイドルグループは幼稚?
aespaという韓国アイドルのアルバムジャケット…… pic.twitter.com/3P972afoEz
— 素地 (@Kryon_Rider) October 31, 2023
では、本当に日本のアイドルグループはレベルが低いのでしょうか。
ひと昔前までは国内でも演技力や歌唱力がないアイドルが事務所の力でドラマや映画、歌番組などに出演し、ファン以外の方からひんしゅくを買うことも実際にありました。
また、韓国では近年までアイドルという概念自体がなく、今でもアーティスト的な需要が高いのに対し、日本のアイドルはルックスや可愛い歌などアイドルらしさそのものが求められています。
つまり、日本のアイドルのレベルが低いというよりは韓国アイドルとは需要や魅力がかなり違うため韓国アイドル的な需要を求めている人には日本のアイドルはレベルが低いように感じてしまうのではないか、というのが個人の見解です。
最近では日本のアイドルもルックス・ダンスのレベルが上がり、俳優並みの演技力を備えた人も増えつつあるため、日本のアイドルのこれからに期待ですね。
日本のアイドルと韓国のアイドルの違い
韓国アイドルの子がめっちゃ綾亜ちゃんに似てるくない?!
韓国詳しい方〜この子の名前教えてセヨ〜 pic.twitter.com/nMLu1ktAXY— 来世は広瀬すずりこぴん太郎 (@rikopin_taro) November 4, 2023
ここまで書いてきたことから、日本のアイドルと韓国のアイドルは様々な違いがあることが分かりました。
では、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
アイドル文化の違い
まず、そもそもアイドルに対する文化が日本と韓国ではかなり違います。
1950年代から今のアイドルにかなり近いアーティストがいた日本と比べ、韓国では1990年代までトロット、バラード、ロックくらいしか音楽ジャンルがありませんでした。
その影響から、アイドルらしさそのものが求められる日本と比べ韓国では今でも高いパフォーマンスなどアーティスト的な面が強く求められているんです。
ファンとの距離感
韓国アイドルはファンとの距離感が日本のアイドルに比べてかなり近いという特徴があります。
日本だとコンサート以外でアイドルと直接触れ合えるイベントは握手会、ハイタッチ会くらいですが韓国アイドルはサイン会やファンミーティングなど売れてからも様々なイベントを開催しています。
また、リアリティ番組を度々配信しており、アイドル達のプライベートの様子をファンが観ることができるんです。
このようなファンとの距離の近さも韓国アイドルの大きな魅力ですよね。
グループの在籍人数
日本のアイドルはKAT-TUNなど三人などの少人数で構成されたグループもありますが、基本的にはかなり大人数で構成されていることが多いです。
大人数のグループというとAKB48なんかが代表的ですよね。
対照的に韓国アイドルは4~5人くらいの人数で構成されていることが多いことも特徴の一つです。
練習生の期間
日本のアイドルはジャニーズJrなど練習生として下積み期間を過ごすことも多いですが、人によっては比較的早くデビュー出来たりします。
また、事務所に応募するだけでなく街中でスカウトされたり、オーディションで合格を勝ち取ってデビューすることもありますよね。
対して韓国は事務所の練習生になってから何年も過酷な下積みをしてようやくデビューするため、日本よりもデビューまでにかなり時間を要します。
給料形態
また、日本は売れることが出来ればすぐに高い給料が入るのに対し、韓国アイドルはデビューを経て売れたとしても数年はかなり給料が安いことが多いです。
その理由は練習生としての期間中に1人あたり1億円ほどの育成費用が事務所側にかかっているため。
逆に言えば一人のアイドルを育てるために韓国の事務所は1億円もかけているんですね。
日本のアイドルにない韓国アイドルの魅力
【#カムバック情報】
本日11月8日カムバックするKPOPアイドル
❤#KISS OF LIFE
2nd Mini Album [Born to be XX]#KISSOFLIFE #키스오브라이프 #KIOF #JULIE #NATTY #BELLE #HANEUL #쥴리 #나띠 #벨 #하늘 #Born_to_be_XX#COMEBACK#KPOP
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— 韓国情報サイト 모으다[モウダ] (@mouda_korea) November 8, 2023
ここまでは韓国アイドルと日本アイドルの主な違いについて紹介してきました。
では、今では日本にもファンが多い韓国アイドルにはどのような魅力があるのでしょうか。
以下で詳しく説明していきます。
完璧な容姿
まずはその容姿の美しさが挙げられます。
顔はもちろんそうですが全体的に身長が高く、厳しい食事制限やトレーニングにより細くも激しいダンスや歌唱に耐えられる強さを持ったスタイル抜群の体を作り上げています。
また、肌も男性女性問わず加工をかけたように綺麗で愛用している化粧水やコスメが日本でも話題になったりもしますよね。
顔、肌、スタイルとどこをとっても完ぺきと言わざるを得ないルックスが多くの人を魅了しているというのは紛れもない事実です。
キャッチーなダンス
韓国アイドルはハイレベルな激しいダンスも魅力です。
激しいだけではなく息が合ったダンスは8時間以上にもなる日々の練習で培ったもの。
努力の果てにグループ全員で作り上げたダンスは韓国のみならず世界で評価されています。
高い歌唱力
韓国アイドルはダンスや容姿だけでなく、その高い歌唱力も魅力です。
ボイストレーニングなどでメンバー全員の歌のクオリティが高いだけでなく、1グループに最低1人はその中でもずば抜けて上手いメンバーがおり、歌唱パフォーマンスの中心となっています。
これだけ歌やダンス、ルックスに磨きをかけるべく努力をしているのを知ると、果たして寝る時間はあるのか、勝手ながら心配になってしまいますね。
グローバルなグループが多い
今や本国だけでなく世界中で人気の韓国アイドルは様々な面でグローバルです。
そもそもメンバー自体が日本や台湾、中国をはじめ様々な国籍の人々で構成されているグループが多く、帰国子女で語学が堪能なメンバーがいるグループもあります。
また、MVも韓国語だけでなく日本語や英語など様々な言語でそれぞれ別バージョンを製作しYouTubeなどで公開して世界そのものをターゲットにした活動を行っています。
下積みが長い
前述した通り、韓国アイドルは下積み期間が長いのも特徴です。
その期間は数年にもわたり、その間の過酷な練習・事務所が用意した寮での共同生活によりメンバーはデビュー前から絆を深めていきます。
そこで育んだ絆が高いパフォーマンスに直結するんですね。
わかりやすいコンセプト
今数々のアイドルグループがデビューしている韓国では差別化を図るために各々が個性的かつ分かりやすいコンセプトを掲げています。
例えば、大人気アイドル『aespa』は現実世界と仮想世界をアバターを用いて行き来できる力を持っているという設定があります。
他にも宇宙から地球を征服しにやってきた宇宙人だったり、超能力が使えたりとアニメのような個性的なコンセプトを掲げた韓国アイドルはファンもその設定に没頭して応援できると評判です。
韓国アイドルは憧れの象徴
韓国アイドルは国内だけでなく、今や日本でも女性を中心に憧れの象徴になっています。
SNSでは様々なアカウントが韓国アイドルが実践しているトレーニングや使用している化粧品を紹介しているのを毎日のように目にしますよね。
また、アジアにとどまらず韓国アイドルはアメリカでも大人気で、様々な催しにゲストとして呼ばれてはパフォーマンスを披露しています。
今や韓国アイドルは世界中の憧れの象徴なんですね。
日本のアイドルはレベルが低いのかについてのまとめ
ヴィ、日本人気ランキング135週1位..’テテランド」独歩の人気✨
が日本のKポップ男性アイドル、韓国俳優の人気投票で135週連続1位記録を立てた。
ヴィは10月23日から29日まで「音韓」で行った「Kポップ男子アイドルランキング」の投票結果、1万7022票を得て959人の男子アイドルの中で1位になった。… pic.twitter.com/1IWi1v5rtm
— TAEKOOK JP BACKUP (@jp_taekook_BU) November 1, 2023
一部で日本のアイドルがレベルが低いと言われている理由はファンが分散したことや、メンバーの卒業が相次いだこと、韓国アイドルと比べられるなどグループによって様々でした。
しかし、日本のアイドルのレベルが低いというよりは韓国アイドルとは求められているものが違うだけという見方もあります。
韓国アイドルと日本のアイドルはアイドル文化やファンとの距離感など様々な面で違いがありました。
韓国アイドルは長い下積み期間や分かりやすいコンセプトなど日本のアイドルにはあまり見られない魅力が多くの人に支持されています。
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